盆休みは病気で潰れた。
後頭部の耐え難い痛みに病院へ通い、
三日目でようやく原因を突き止めた。
おそらく帯状疱疹。バルトレックスが効いたからね。
フラフラの体で救急外来の体重計に乗ったらそれなりに減っていて
こんな時までも気にするのかと少しおかしかった。

七月に高熱が出てから雪崩が起きるように体調をくずしていて
ふと元彼もこんな感じだったのだろうなと思った。
病気をするといつも思うのだけど、
本当に心から体を心配できるのはやはり血のつながった
家族しかいないのではないかと思う。
妹が拒食症を患ったときに無関心だった私が言うことではないけど
看病する側もされる側もやはり身内が
(もしくは幼少時から生活を共にした誰かか)
何かと許せる、というとおかしいけど色々と頼れるんじゃないか。

私が人間として成熟していないだけかもしれないけれど
私は元彼に対して物品を与えるのみで
ほんとうの看病なんてしたことなかったし
むこうもプライドの高い人間だったからそんなこと許さなかった

今はどちらかというと私が体調を崩しがちで、
ほんとうに辛いときは申し訳ないなあと思いながら
なりふり構わず夜中痛みで呻いたり、
(そのたびに起こしてしまう)
病院へはしらせてしまったりしてしまったけど
おそらくプライドの為か元気に見せかけたりして
許せないんだろうなあと思う。
(でも彼はほんとうの看病というものを知っている人だと思う
 徹夜明けに市民病院に行ってそのまま仕事いくなんて
 私にはできない))

普通に生活してても家事だったり金銭的な面で
大いに頼っているのにこんな所でプライドなんて出して
馬鹿じゃない、って思うけど。

今日は変な夢をみた。
懐かしい人が夢に出てきたな。
あの時悪態をつかなければ結末はどうなっていたのか
目覚めてからハラハラした。

まあそんなわけで20代前半も終わりました。
立派なBBAです。