この手は振れない 大事なものを落としすぎた

まだラジカセ使ってたあの頃
BUMP OF CHICKENが知る人ぞ知る、みたいな
そういう雰囲気だったあの頃

冬 多治見に向かってた車の中助手席に座る引きこもりの私は
こんなくだらない事で憤りを感じている私をきっと蔑むだろう

なにもかもそぎ落として最低限で生きたくなる時がある
昔なにもかも捨てて死のうとした時のように
何も持たないことと、沢山持ちすぎていること
どちらの欲求も同じくらいある