凛としたい時雨

凛として時雨が前から気になる存在であぁいう えっこの音でスリーピースなん!?系ってどうも気になってしまうみたいで私。
キチガイみたいにギターを掻き鳴らすTKにバカスカ追い詰めて殺しにかかるピエールにブリブリベースが怪しげにうねる345。全員が主張しやがるのに奇跡のバランスで凄い事になっちゃってるバンドだと思っている。
何でもそうだけど創作活動してゆく上で方向性が変わっていくのは当たり前のことでしょうがないことであるし歓迎すべきことであると思う。なんだけど今のところ時雨にそれはないと思っていた。
妹も時雨が好きなんだが彼女曰く、「時雨は変わった。昔の方が良かった」普通なら懐古厨乙なんだが私はどうも納得出来なかった。いや、変わっとらんやろ。相変わらず変態的な音楽やないか。
彼女がいうに歌詞が変わったと。昔は切り貼りしたような、精神世界をそのままアウトプットしたような歌詞だったけれども今は言葉を成している感じが強いと言う。言われてみればdisco frightとか電波ゆんゆんだわなぁと。耳に残る強烈な単語を繋いでいる感じは確かに狂気的で素晴らしい。「最近のもそれは健在だけど薄まっているよ」
でも耳で楽しむならばそちらはどんどん進化しているから全く問題ないぜ。