そういって上手くすり抜けて

義務感で風呂に入る。辛い。過食の事を恋人に打ち明けたい。でも彼も忙しい。負担になってしまうだろう。自傷しただけで殴ってくる人だから。
体重も体脂肪もありえない。笑えない。
星の瞬きも五十嵐の声も煙草も食べ物も本も酒もなにやっても楽にはなれない。眠る五秒前酷く安堵する。これで逃げられる。
永遠と眠り続けたい。それは死という状態だ。