ゆめ

いよいよ辛くなったので先生のところへ行こう、と思った。外は雷雨だったがそんなのは関係なかった。出迎えてくれた先生は私の姿を見て仕方ない、という顔をしていた。
「先生、食べなくても良い薬がほしいんです」そらきた、と先生は一瞬のけぞりそして笑った。「そんなんシャブしかないよ」「シャブですか」「もうお前はまともにはならないから」「そこまでしないと駄目なんですか」先生はニヤニヤしているだけだった。まともに治療してはくれないようだった

目が覚めても気分が悪かった。多分頭上に転がる酒のせいだ。仕事行ってくる。