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やらなくてはいけないことが沢山あるのに
時間はまるで矢のように早く過ぎる
ぼーっと突っ立っていたら一週間終わっているからびっくりする
一つ、一つの出来事や思い出の時期列といった概念は消え去り、
突然半年前の思い出が展開されたりする

どうもこないだ熱が出てから体がおかしい。
まるで自分がここにいないみたいにふわふわしている

何もしない、生産しないけれど愛されたいと
中学生のとき考えていた。
事実あの頃愛されていたかは別として生活することが可能だった
しばらくしてその願望は現実にぶっ壊されたけど、
今でもその願いを捨てることができない。
「押入れに住まわせて誰とも会わさずにずっと二人でいたい」
そういう事が本当に出来るんだと思っていた

ギリギリの状態で寄生する私はまだその思いを捨てられないのか?
やはり誰かと一緒に住むなんて私には無理なんじゃないか?
ぐるぐるそれだけが頭を回る

こんな普通を皆耐えてるんだ?
そんなもんだで終わらせられるほどあきらめは良くない。
私というガワだけ残して誰か、
素敵な人格が入ってくれないかな。
そうしたら誰も傷つかないで済むのに。