昔何かの弾みで芥川の河童のお話をしていたときに
お前なんかに芥川がわかってたまるかといった様な事を言われ
私もまだ若かったからムキになって売り言葉に買い言葉で
話をしていたけど
根底にはやはりお互い学歴コンプというものが
横たわって居たんだと思う
今になって思えばわかってたまるかもクソもないだろう
それで飯くってる人間ならまだしも・・・
文学なんて低学歴の私にとってはただの娯楽だし、
その人にとって芥川がどんな存在だったかもう知る由も無いが
娯楽の楽しみ方なんて人それぞれな訳で
同じ風景を見ても思うことは皆違っている
それは美しいことだし、私はそれすら娯楽だと思う。
それを否定され、また否定され続けて生きた4年間と少しが
もう本当にもったいなくてたまらん。
ふとこうやって怒りが湧きあがるときがある。
やり場にこまる。やるせない。